初心者向け コーヒー豆を自宅で焙煎をする方法【煎りたてを飲もう!】
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どうぞごゆっくりお楽しみください。
みなさんは、煎(い)りたてのコーヒーを飲んだことはありますか?
僕は大のキャンプ好きで初めて外で挽(ひ)きたてのコーヒーを飲んだとき、あまりの美味しさに衝撃を受けコーヒーの世界にのめり込みました。
そして見様見真似で焙煎し、煎りたてのコーヒーを初めて飲んだとき、華やかなコーヒーの香りと香りの強さ、優しい口当たりに更なる衝撃を受けました。
決して大げさではありません(笑)
コーヒーとは全く別の飲み物って感じるくらい美味しかったのを覚えています。
煎りたてといっても焙煎直後よりは1日目〜4日目くらいまでが味が落ち着いてて鮮度も良く美味しく感じます。
焙煎直後から数日かけて味の変化を楽しむのも自家焙煎の醍醐味のひとつと言えます。
今では生の豆→生豆(きまめ)を仕入れ自宅で焙煎し、オンラインショップや知人に販売するようになってしまいました。
✅焙煎に興味がある!
✅自宅で焙煎できるの?
✅コーヒーの生豆ってどこで買えばいいの?
目次
煎りたてコーヒーの美味しさの秘密
本記事のテーマ「コーヒー豆を焙煎をする方法」を解説する前になぜ煎りたてのコーヒーは美味しく感じるのか?について少しだけ触れておきます。
なぜ煎りたてのコーヒーは美味しいのか?
美味しさを定義するのは難しいと思いますがその一つとしてコーヒーの香りというものがあると思います。
焙煎されたコーヒー豆は時間が経つとガスを発しガスとともに香りが抜けてしまします。
だから
挽いてある豆よりも挽きたてのコーヒー!
挽きたてよりも煎りたてコーヒー!
の方が美味しく感じると思うのです。
知人に煎りたてのコーヒーを淹れてあげるとよく「ブラック飲めないのに飲めるようになった」とか「お茶のように口当たりが優しくてすっと飲める」とか言ってもらえます。
鮮度が良くてまずいものってなかなかないですよね?
新鮮な煎りたてのコーヒーはお湯を注ぐと豆がふっくら膨らみます。
コーヒー豆の新鮮さの目安にもなりますのでコーヒーを淹れる際はぜひ確認してみてください♪
それでは本題に入ります。
準備するもの
✅コーヒーの生豆(目安:150〜200g)
✅フライパン小or片手鍋or手網とフタ
✅コンロ(IH可)
✅バット(耐熱の容器)
✅金網ザル
✅うちわ
✅計量器
✅ストップウォッチ
安く準備できるものばかりなので気軽に始めれると思います。
生豆の仕入れ先が気になるところだと思いますがネットで少量から購入することができます。
いろいろなお店で購入してみましたがここ最近は松屋珈琲さんで購入しています。
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焙煎してある豆を購入するより断然安いですし一度ハマったら抜け出せなくなるので要注意ですがコーヒー好きならぜひ一度は試してみてださい。
焙煎の手順
コーヒーの焙煎はめちゃくちゃ奥が深いです!
焙煎始めての方や初心者向けに手順を解説していきます。
軽量
計量器にバットをセットして生豆を測ります。
量が多すぎると焼きムラができるので要注意です。
生豆がフライパンに底全体に当たるくらいの量がベストだと思います。
ハンドピック
どんな良いコーヒー豆にも生豆には欠点豆というものが入っています。
その名の通り欠けている豆や潰れている豆や中身がカビが生えている豆なんかもあります。
それらを取り除く作業をハンドピックと言います。
本来は全部取り除いた方がいいとは思いますが個人で飲む分に関してはカビが生えた豆や明らかに色がおかしい未成熟の豆・腐った豆を取り除くくらいで問題ありません。
生豆をフライパンに投入
まずはフライパンを強火でしっかりと温めます。
生豆をフライパンに投入したらフタをしてストップウォッチで計測スタート。
2〜3秒に一度フライパンを振る
豆を焦がしたり焼きムラができないようにしっかりシャッフルします。
1〜2分に1回はフタを開けて豆の様子を確認してください。
3〜4分で豆の色が黄色く変わってくると思います。
茶色くなってきたらフタを開ける頻度を増やして水分を飛ばします。
1ハゼ
6〜7分くらいで1ハゼがきます。
1ハゼが始まらない場合は火力を強めるかフライパンを振るスピードを遅くしたり調整してみてください。
焙煎で豆の中に発生した気体(水蒸気や二酸化炭素)の圧力に耐えきれなくなってパチ、パチ、パン、パン!と爆(は)ぜる音のことを「1ハゼ」と言います。
ちなみに2ハゼはビチビチ、ピチピチと小刻みに音がします。
1ハゼがきたら全体がまんべんなくハゼ終わるまで火力を少し弱めて温度をキープします。
全体的に1ハゼが終わったら火力を強めます。
火力を強めて2ハゼへ
火力を強めたままフライパンを2〜3秒に1回振り続けます。
腕がだんだん辛くなってきますがここまできたらあと少しで2ハゼです。
頑張ってください!!
2ハゼの合図油を含んだようなビチビチ音がきたら焙煎完了です。
ストップウォッチで焙煎にかかった時間も記録しておくと再現もしやすいですよ。
焙煎して自分の口に合うめちゃくちゃ美味しい豆ができたけど作り方忘れて再現することができない。
記録は大事です!
一般的に2ハゼの初期段階で「中深煎り」になります。
好みに合わせて焙煎度を深くしたり浅くしたり調整してみてください。
ザルとうちわで豆を冷ます
ザルにあげたらうちわで豆を冷まします。
豆が熱いままだと焙煎が進行してしまうので手早く冷ますのがポイントです。
焙煎後は「チャフ」というコーヒー豆の薄皮がたくさん出てくるので無くなるまで飛ばしてください。
掃除が大変です(汗)
計量器で再度重量測定
最後に重量を測定します。
焙煎後は豆の水分が飛んで軽くなっています。
焙煎後の豆の重量 ÷ 焙煎前の豆の重量 = 重量比
焙煎度合いの参考になるので記録しておくことをおすすめします。
※省略可
焙煎中の温度変化
出典:https://www.coffee-banca.jp/user_data/bits_of_knowledge1.php
焙煎中の温度変化の様子がわかりやすくまとめてある画像があったので引用させていただきました。
自宅での焙煎をする場合は非接触式温度計があると細かく温度管理するとこができます。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は自宅で焙煎する方法を解説してみました。
購入するのが一番ハードルが高そうな生豆さえ手に入ればあとは100均のもので焙煎できるので一度試してみませんか?
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